Kani-city Art Ex. 2012 (Vol.31)


光被る高野山

平成24年5月

“歴爺”3回目の旅は宿坊泊まりの高野山。
むせるような新緑を背景に傾きかけた陽射しを被って、壇上伽藍は静まり人影もまばらであった。
正面は昭和59年再建の丹塗りと白漆喰が鮮やかな東塔、手前は200年前に再建された西行法師ゆかりの三昧堂。
古きものと新しきものの対比は「諸行無常」の象徴か。(日記こもれび『高野山参詣の旅』参照)
スケッチと写真をもとに油絵に描き直したもの。
(油彩 F20号)



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