2019.9.21



Lavigon debut !!  Windows98  1998
1998年11月16日、意を決して買い求めたノートパソコン(NEC PC98NX-LW23D53D)
に「Lavigon」と名付けて私の本格的なパソコンライフが始まった。インターネットはOCNでスタート、デジカメやスキャナーを買いメモリーを増強し、回線をISDNに切り替えるなど着々と装備と環境を整えた。
ホームページはパソコンを買う目的の一つで、自前で作ろうと密かに決めていた。取材と製作に約3ヶ月を費やして翌年の9月25日”打ち上げ(UpLoad)”に成功した。
その時は久しぶりに血の躍るような感激を覚えたものである。

Lavigon U  Windows98SE  2000
そして2000年9月18日約2年間愛用した「Lavigon」を娘に譲って、同じNECのノートパソコン(PC98NX-LC600J34DA)
を買い約1ヶ月をかけて引越し作業を終えた。
「LavigonU」の登場である。
知らず知らずのうちに購入したパソコン関係の本を数えてみたら何と約60冊、本棚が書店のパソコンコーナーのようになってしまっていた。またメモ魔の本領を発揮して、9冊のバインダーノートには蓄積してきたノウハウがギッシリ書き込まれている。その一冊一冊は色々なソフトウェアの機能を一つ一つ理解し、幾多のトラブルにもめげず使いこなしてきた充実感に溢れている。

また国内はおろか世界中のどこの国の情報も直ちにディスプレイに表示される便利さに驚いている。私のホームページを見てくれた方から突然素敵なアドバイスを頂いたり、資料を送って頂いたりした感激の場面も幾たびか.....。
小さなパソコンがまるで魔法の小箱のように私のライフ・ステージを限りなく広げてくれている。


Lavigon V  WindowsXP  2004
しかし順調に発展してきたわがPCライフも「好事魔多し」・・・・2003年もいよいよ押し迫った12月29日、よもやの大事件に見舞われてしまった。
ルンルン気分で新調したデジカメのソフトをインストール中に突然フリーズし、あれやこれやと弄っているうちにハードディスクが異音を発し始め遂に起動不能の状態になってしまったのである。
おおいに慌てたがそろそろパソコンを更新しようと考えていた矢先でもあり、これを機会にとさっそく翌日NECの最新型機(PC-LL750/7D)を購入、正月休みを利用してホームページを始め最低限の復旧保全を図ることにした。


しかしそうも簡単には問屋は卸してくれなかった。
せっかく半年前に「マイドキュメント」をバックアップ(CD)していたのだが、内容が不完全で肝腎のホームページのデータが全く使い物にならないことが判明し流石に愕然とした。
いろいろと試してみたが埒が明かずあとは専門家に頼るしかないのかとまさに呆然自失の態。

気を取り直し、修理に出すため経緯だけでも書き留めておこうと再度MS−DOS画面のトレースを始めた。(その健気で虚しき心境をご想像願いたい・・・・・)その過程でディスクスキャンなどの要求に対応しているうちに「奇跡」が起きた。 パソコン自身が壊れた部分(2箇所)にパッチを当てたりバイパスを作ったりして、どうやら起動できる状態に自らを復帰させてしまったのである。
「しめた!」と躍り上がらんばかり。
大晦日の午前4時頃であったが再び壊れやしないかとヒヤヒヤしながらフロッピーディスクでファイルセーブを開始、遂に絶体絶命の窮地を脱したのであった。

以上が事件のあらましである。
自動修復をやってしまうソフトの能力に改めて感服したが、お陰ですっきりした気分で年を越し鳩吹山に登って初日の出を拝むことが出来たという次第だ。
そんな訳で思いがけず「三代目襲名(LavigonV)披露新春興行」となったのだが、最新のシステムでさらに新しいPCワールドを実現していきたいと益々闘志を燃やしている。


なお、傷ついたLavigonUだが何度か起動を繰り返しているうちに、警音を発して立ち止まることも無くなり一部のソフトが使えなくなった他は以前と全く変わらぬ状態に復調した。現在は芳子(妻)の英会話訓練や旅行情報検索などのお相手をしているが、その自己治癒力の素晴らしさに驚かされるばかりである。


 BROAD-BANDへ 2005
パソコン購入と同時にアナログ回線で始めたネット接続・・・2000年3月にISDN回線(64Kbps 無線ルーター使用)に切替え、さらに2005年3月、ADSL/47Mbpsのサービス・リリース(NTT-WEST)を待ってブロードバンドの仲間に入ることとなった。同時にパソコン3台を無線でネット接続し家族それぞれインターネットやE・メールを活用し楽しんでいる。
そして2005年11月、娘が使っているLavigonTの老朽化が進み(満7年使用)代りに4年落ちの中古機(TOSHIBA Satellite1800 SA70C/S WindowsXP)を購入、それもダウンして2008年11月最新鋭機(NEC Lavie L PCLL750RG WindowsVISTA)が戦列に加わることとなった。

さらに2009年8月工事費無料キャンペーンに乗りADSLから高速で安定性の高い光回線「フレッツ光プレミアム」に変更した。ネットの世界に迷い込んで10年余り・・・・・時間を気にしながら閲覧していた頃を思うとまさに隔世の感がある。

Lavigon W Windows7  2010
約7年間にわたり支えてくれたLavigonVもそろそろお年か、胸の鼓動(HD駆動音)が大きくなり発熱もあったりして心配をかけ始めた。データ移送などで大きな負荷をかけると不意に気絶(電源断)してしまうこともありどうやら限界かと悟る。そこで熟慮の末15万円を投資しプリンターとセットで最新モデルを買うことにした。。
NEC Lavie L PCLL750/BS3EB Windows7(Printer=Canon MG6130)で時に2010年9月、おそらくわが人生最後の更新事業になろうかと懸命である。特にOS(Windows7)は大きく様変わりしていてその理解・習得に苦労している。特に肝腎の「ホームページの編集・管理」は関連ソフトが微妙に変化していて難物であるが、何とかついていけそうで自信を深めている。
「老兵未だ死せず!」

OCN PageON から GMOクラウド「iCLUSTA」に移行  2014
2014年11月突然OCNから翌年2月末を以ってホームページへのサーバ提供サービスを停止するとの通告があり、推奨されたサービスの中からGMOクラウド社のサーバ「iCLUSTA」を選び移行する。新URLは http://n-hata,server-shared.com サーバ容量は1GBである。(プロバイダ(ネット、メール)は引き続きOCN)

2017年 NTT西日本から「フレッツ光プレミアム」のサービス停止の通知があり、後継の「フレッツ光ネクスト」切り替える。同時に無線ルーター「RT-500ki」(SSID)併設。

LavigonX Windows10 2019
「平成」も残すところ一か月、4月に入って急にパソコンの調子が悪くなった。反応が鈍くなりファイル操作に手間取るうえ肝心の文字入力がままならない。
そしてとうとう起動不能の事態に・・・・・あれやこれややっているうちに動き出したが、「ハード・ディスクに問題検出!」との警告。9年目を迎えていよいよ寿命かと覚悟、来年には使用中のWindows7のサービス停止が発表されており潮時ではある。
あとはオーナーの余命との相談だが、まだ数年はいけそうと勝手に解釈し買換えを決意した。(4/20)
NEC Lavie PC-NS300MA 投資額121,000の最新モデルが新しい相棒である。
OS(Windows10)の大幅更新で手こずり特にホームページ関連で苦労したが一か月経って何とか目途が立つ。なお併用していた無線ルーター「Buffalo」はセキュリティー上取外し一本化。(5/20)
新時代(令和)到来とともに活動を始めた「LavigonX」クン、頼りにしてますよ!