志賀高原 第2作
雨も上がった翌日、山荘付近の広々とした高原を見下ろし描いたもの。ほどなく独身時代同室であった粕谷君に粗末な額付きでさしあげた絵である。幸せなことに彼のもとで大切に扱って貰い、過ぐる集中豪雨(平成12年)の際も奇跡的に難を遁れたそうである。そしてこの間彼から珍しく貼付ファイル付メールが届く。それがこの懐かしい額付の絵の近況であった。壊れた額も丁寧に修理してくれたそうで、これ以上の「果報者」はない。(平成15年12月)(昭和36年 F6号)
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