Kani-city Art Ex. 2013 (Vol.32)


飛騨 安国寺経蔵


平成24年9月

我が故郷、高山市国府町にある室町時代初期(1408年)建造で飛騨地方唯一の国宝である。
そりの大きな入母屋造りの屋根は唐様(禅宗様)建築の特徴で一重裳階付杮葺き、建物の中には中国伝来の一切経が収められている八角輪蔵がある。

深い木立の中で木洩れ日に浮かぶ佇まいは古色蒼然として風格充分、夏も終わりに近づき蝉の声もどこか弱々しく足元にはもう萩が咲きこぼれていた。
お墓参りのついでにスケッチし20号の油絵に描き直したもの。
詳しくは『太平山安国寺』参照のこと。
(油彩 F20号)


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